KAZUHIKO KIKUCHI BLOG

ことしの三冊

以前のブログでは、毎年この時期になると「今年読んだ本で印象に残った3冊」を書いていたけれども、最近読書量が減ってきてのでやめていた。ちょっと思うところがあって今年は復活。

今年出版された本のなかで管理人が読んで印象に残った3冊を選んでみた。管理人はベストセラーを読まないことにしているので、今年話題になった本は含まれていない(と思う)。

「後美術論」 椹木 野衣

美術出版社が倒産したというので慌てて購入した。こんなに厚い美術書はもう読むことはないと思う(多分)。本書は第24回吉田秀和賞を受賞した。

「ヴァイマル憲法とヒトラー」 池田浩士

議会制民主主義からヒトラー政権が誕生し、ヴァイマル憲法を改正することなしに様々な法案を成立させ独裁を確立していく。全体主義はどのような民主主義国でも起こり得ること。

「トレブリンカ叛乱」 サムエル・ヴィレンベルク

トレブリンカ収容所の叛乱について、管理人はあまり知らなかった。今年は池田浩士さんやプリーモ・レーヴィの著作を初めて読み、ナチズム関連の本を多く読んだ。どんな本を読むかは、時代の雰囲気に左右される感じだ。